鴨川シーワールドのシャチパフォーマンスをタイムラプスで撮る


シャチは嗅覚がない代わりに聴力と視力がとても良く特に聴力に関してはこの秀でた聴力を使って、エコロケーション(反響定位)という方法で周囲の状況を確かめる事ができます。エコロケーションは自分の発声した音がぶつかって戻ってきたところを耳でとらえ方向や物の位置や状態を知る方法です。このエコロケーションによって、数100キロ離れた仲間ともコミュニケーションが出来ると言われています。高度なコミュニケーション方法を持っているシャチは海洋生物の中でもトップを争うほどの知能を持っています。


シャチは哺乳類なので人間と同じで肺呼吸をしていて、定期的に水面に出て呼吸をする必要があります。呼吸ができない海中で、人間のように何時間もまとまった睡眠を取る事ができません。そこで、シャチは特殊な半球睡眠という方法で寝るとされています。半球睡眠とは左右の大脳半球を交互に眠らせる事で、起きているもう片方の半球で活動を続けながら睡眠を取るというものです。右半球が眠っている時は左半球が目覚め、左半球が眠っているときは右半球が目覚めるというように、脳が半分ずつ交互に眠っているという特殊な機能です。


シャチだけでなくイルカやオットセイなどの海獣や長距離を移動する渡り鳥等がこの方法で睡眠をとるといわれています。陸上生物よりも長く息を止めていられるシャチですが、定期的に水面に出て息継ぎをする必要があります。この時に使うのは頭についている鼻=呼吸孔です。イルカやクジラ同様「プシューーー!」と吹き出すアレです。


特徴的な高くそびえ立つ背ビレは雄で約1.8M、雌で約0.9Mにはなり、成体の雄の背ビレは三角形で前方に傾斜していることがあります。大きな卵形の胸ビレは成体の雄の場合、2Mにもなります。体色は下顎、尾ビレの下面、下顎の先端から尿生殖溝に至る腹側面は白く、又、白い斑紋が背ビレの後方部の体側部分へ伸び上がり、目の上後方にも白く丸い斑紋(アイパッチ)があります。背ビレの後ろの鞍型斑と呼ばれる白っぽい灰色の部分以外は黒で、個体群により細い黒色のケイプを含む背中の黒い部分の下方に濃い灰色の部分があります。歯は湾曲で大きく、各歯列に12本あります。

●定住型のシャチは数十頭の巨大なグループで沿岸部に定住し、主に魚やイカを捕食。
●回遊型のシャチは2~6匹の集団で沿岸部と沖合で行動し主にクジラなどのほ乳類を捕食。
●沖合型のシャチは最大200頭ものグループで沿岸部から離れた場所に住み、魚の群れが主食。

これら3タイプのシャチは、1万年以上前からタイプ間での交配が全く行われていない事が確認されていて、体色や模様別では5タイプに分類されています。


鴨川シーワールドのシャチ
ラビー♀ 1998年1月11日生まれ(父ビンゴ 母ステラ)
ララ♀  2001年2月8日生まれ(父ビンゴ 母ステラ)
ラン♀  2006年2月25日生まれ(父ビンゴ 母ステラ)
ルーナ♀ 2012年7月19日生まれ(父オスカー 母ラビー)

名古屋港水族館のシャチ
ステラ♀ 1985年 アイスランドで採捕
リン♀  2012年11月13日生まれ(父ビンゴ 母ステラ)
アース♂ 2008年10月13日生まれ(父オスカー 母ラビー)






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