武器を使う人間を除いて天敵がいない地球上最強のシャチの雑学


シャチはクジラ目、クジラ亜目マイルカ科、シャチ属の地球上最強の動物でマイルカ科に属し仲間では最大種。 平均でオスの体長は5メートル~7メートル弱、メスの体長は5メートル~6メートル弱、オスの体重は最大6トン弱、メスの体重は最大4トン弱。 最大クラスのオスでは体長は10メートル弱、体重は10トン近くにもなる。 背面は黒色でお腹側は白色でクッキリ分かれている。 両目の上方にアイパッチと呼ばれる白い楕円形の模様があり、個体により形が違う。 生後間もない個体では、白色部分が薄い茶色やオレンジ色を帯びている。 大きな背びれを持ち、オスのものは最大で2メートルに達し折れ曲がる個体もある。背びれの根元には灰色のサドルパッチと呼ばれる模様があり、個体の模様や背びれの形状は一頭ずつ異なるため、個体の判別になる。 歯は鋭く円錐状の歯が上下のあごにトータル48本並んでいる。 歯の形状は全体的にほぼ均一であり、獲物を噛みちぎることに特化した形になっている。 現時点では一種として扱われているものの、少なくとも南極海だけで1万年ほど前から混血のない3タイプに分別されている。

食性は肉食で獲物とする生物はクジラ、アザラシ、オットセイ、トド、イルカ、サメ、ラッコ、ペンギン、オタリア、ホッキョクグマ、魚、カモメと多岐にわたり、生息域やグループごとに狩猟方法も異なる。 雑食の種や魚しか捕食しないタイプに分別される。 アザラシを捕らえる場合は突進して素早くハントする。 魚の群れを狙う場合は時間をかけて群れで囲い込み、逃げ場をなくしてから一気に襲うといった高い戦略性が特徴。 クジラを襲う時も集団で囲み、呼吸を阻み窒息死させるといった行動で社会性もある、まさしく地球上最強のハンターである。 シャチと同様、海のハンターであるサメでさえシャチの捕食の対象になり、なかでも獰猛なことで知られるホホジロザメでさえ、シャチには歯が立たないのである。 南アフリカの海岸に打ち上げられたサメの死体を調べてみると肝臓や心臓といった臓器だけが綺麗になくなっており、他の生き物に捕食された事が確認されています。 サメの肝臓には栄養価の高いスクワレンが含まれていて、これまでもシャチが鯨の舌だけを食べるなど、好みの部分を選んで食していたことが確認されている為、シャチがサメを襲って捕食しているという見解があります。

シャチは非常に活発な動物でありブリーチング(海面へ自らの巨体を打ちつけるジャンプ)やスパイホッピング(頭部を海面に出し、辺りを見渡し周囲を観察する行動)などの行動が観察されています。 泳ぐ速さは時速80キロメートルに達し、ハンドウイルカと並んで、哺乳類では最も速く泳ぐことができる生物です。 餌を求めて1日に100キロも移動する行動も報告されています。又、好奇心も旺盛で興味を持ったものには近寄って確かめる習性もあります。

高度な知能を持つシャチは、クジラやイルカと同様、2つの種類の音を使い分けて仲間とコミュニケーションをとります。 1つはコールと呼ばれ、群れの家族や仲間同士のコミュニケーションに使用され、もう1つはクリック音と呼ばれ噴気孔の奥にある溝から、メロンと呼ばれる脂肪で凝縮して発射する音波で、この音波は物質に当たるまで水中を移動するため、シャチはその反響音を下あごの骨から感じ取ることで、前方に何があるか判断することができます。この能力をエコーロケーション(反響定位)と呼び、クリック音の性能は高く、わずか数ミリメートルしか離れていない2本の糸を認識したり、反響音の波形の違いから物質の成分、果ては内容物まで認識することが可能だといわれているとても高度な機能も持ち合わせています。

シャチは獰猛でもあるが人間には懐きやすく訓練への適応も高い。幾つかの水族館で飼育&シャチパフォーマンスショーにも行われている。 日本での初飼育は1970年の鴨川シーワールド。 水族館生まれで二世を誕生させた日本初も鴨川シーワールドでラビ―(1998年生まれ・メス) 自然界での寿命はオスの平均寿命は30歳、最高寿命は約50歳。 メスの平均寿命は50歳、最高寿命は80歳と言われていてメスの方がかなり永く生きます。

日本の他、アメリカ、カナダ、フランス、スペイン、アルゼンチンの国で飼育されている。 日本国内での捕獲は学術目的以外では禁止されている。 日本でシャチが飼育展示及びパフォーマンスショーが見られる水族館は、千葉県の鴨川市にある鴨川シーワールドと愛知県名古屋市の名古屋港水族館(飼育展示とシャチトレーニングのみでパフォーマンスショーは行っていない)の2館だけだが、新たに兵庫県神戸市須磨海浜水族園が2024年にリニューアルオープンする際に、目玉としてシャチパフォーマンスショーを開催する予定。


学名:Orcinus orca  分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱鯨偶蹄目
マイルカ科シャチ亜科シャチ属
別名:オルカ(Orca)、サカマタ(逆叉)、Killer Whale(英語:キラーホエール)
カムイ・フンペ(アイヌ語で神のクジラ)
生息分布:南極~北極付近の沿岸を含む世界中の海域 に生息
全長:(♂最大10M弱、♀6.5M) 
体重:(♂最大7t、♀5t)
背鰭:(垂直で♂は1.8M、♀鎌形で1M)
体色:背中は黒で頬と腹のあたりに白い模様で腹部は白、特徴はアイパッチ
上下の歯総数:歯形はシャープで各歯列12本 の計48本
性成熟年齢:(♂10~15歳、♀6~12歳)
繁殖方法:胎生
妊娠期間:18ヶ月
授乳期間:18ヶ月 
出生時体長:約2M
平均寿命:(♂50年、♀80年)






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日本でシャチが見られるのは、千葉県の房総半島の鴨川シーワールドと愛知県の名古屋港水族館だけです。この他、南知多ビーチランドのイワシとスナメリの幻想的な水中ショーのサマースプラッシュ、静岡県伊豆下田海中水族館はイルカと泳げる、ぎょぎょランドは豊川の生息の魚の展示、東京のマクセルアクアパーク品川は輝きに包まれる星空の海へのサマースプラッシュ、なかがわ水遊園のドリームジャングルナイトのサマースプラッシュ、水族博物館うみがたりのART OF DOLPHIN、万博公園のニフレル、神奈川県金沢区の横浜八景島シーパラダイスのジンベイザメのサマースプラッシュ、豊島区池袋のサンシャイン水族館のケープペンギン、世界最大級の海遊館のサマースプラッシュ、同じく千葉県勝浦市のかつうら海中公園の海中展望のサマースプラッシュ、ラブカ研究の東海大学海洋博物館、ワンコ入場OKの静岡県の伊豆三津シーパラダイス、碧南海浜水族館の謎だらけのコウモリ展、黒潮の海の和歌山県立自然博物館、三重県の鳥羽水族館は伊勢志摩の海、瀬戸内海の海洋博物の渋川マリン水族館のサマースプラッシュ、東京都墨田区の東京スカイツリーにあるすみだ水族館のサマースプラッシュ、品川区のしながわ水族館のイルカショーのサマースプラッシュ、お一人様ナイトの宮城県の仙台うみの杜水族館、新屋島水族館のマナティーのサマースプラッシュ、神奈川県三浦半島の三浦市の京急油壷マリンパークのコツメカワウソ、東北の35周年の青森県営浅虫水族館のサマースプラッシュ、世界で最も美しい九十九島水族館海きらら、三重県のパンダのいるアドベンチャーワールドのサマースプラッシュ、ファンタジックな出会いの志摩マリンランド、貸し切りも出来る神戸市立須磨海浜水族館、神奈川県藤沢市の湘南のクラゲファンタジーの新江ノ島水族館のサマースプラッシュ、串本海中公園のステラマリス、アニマルオールスターズのマリンワールド海の中道、北海道の登別マリンパーク二クスのイワシパフォーマンスのサマースプラッシュ、動物達と仲良くなる九州の大分県の大分マリーンパレス水族館うみたまご、進化し続ける城崎マリンワールドのサマースプラッシュ、マグロが回遊する東京都葛西臨海水族館のサマースプラッシュ、蒲郡市竹島水族館の愉快なアシカショーのサマースプラッシュ、静岡県の冷凍シーラカンスのある沼津港深海水族館シーラカンスミュージアムのサマースプラッシュ、イルカと触れ合えるわくわく海中水族館シードーナッツ、秋田県のなまはげシャトルの男鹿水族館GAOのサマースプラッシュ、サメの飼育数全国ナンバーワンのアクアワールド茨城県大洗水族館、淡水魚の虹の森公園おさかな館のサマースプラッシュ、劇場型イルカパフォーマンスショーの京都水族館のサマースプラッシュ、海無し県埼玉の荒川の魚がいるさいたま水族館のサマースプラッシュ、人と地球の未来を考える環境水族館アクアマリンふくしま、東南アジアのグリーンドームねったいかんのサマースプラッシュ、カエル展示日本一のあわしまマリンパークのサマースプラッシュ、神奈川県の箱根芦ノ湖湖畔にあるバイカルアザラシの箱根園水族館のサマースプラッシュ、ペンギンお散歩の越前松島水族館のサマースプラッシュ、高知県の四国最大の足摺海洋館、北海道のトドのショーの市立室蘭水族館のサマースプラッシュ、福島の湖沼アクアマリンいなわしろカワセミ水族館、三重県の伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイスのめおとカワウソのサマースプラッシュ、新潟県新潟市水族館マリンピア日本海のラッコ、神奈川県中区の横浜中華街にあるお笑いヨコハマおもしろ水族館のサマースプラッシュ、淡水魚専門の山梨県立富士湧水の里水族館、中海の島根県立宍道湖自然館ゴビウス、フンボルトペンギンの長崎ペンギン水族館、アカメのいる桂浜水族館、海響館のフグのサマースプラッシュ、新潟県のコバンザメの寺泊水族博物館のサマースプラッシュ、東京の魚の大水槽がある足立区生物園、島根県のしまね海洋館アクセスのシロイルカのサマースプラッシュ、電気ウナギのサンピアザ水族館のサマースプラッシュ、エビとカニの水族館のカブトガニ、日和佐うみがめ博物館カレッタの海亀、四万十川水系の魚の四万十川学遊館あきついお、すみえファミリー水族館のカエルアンコウ、北海道のサケのふるさと千歳水族館のサケタッチ、のとじま水族館のジンベエザメのサマースプラッシュ、宮島水族館のドクターフィッシュ、北海道小樽市のおたる水族館のトドの豪快ダイブ、沖縄県のジャイアントマンタの沖縄美ら海水族館、富山湾の深海魚の魚津水族館のサマースプラッシュ、北海道のノシャップ寒流水族館のアザラシショー、茨城県の霞ヶ浦水系のかすみがうら市水族館、琵琶湖の魚展示の滋賀県立琵琶湖博物館、金魚のふるさと郡山金魚資料館、井の頭自然文化園水生物館のヤマメ、姫路市立水族館のマダコのサマースプラッシュ、大型回遊魚の京都大学白浜福島県の水族館、長崎県の諫早ゆうゆうランド干拓の里むつごろう水族館のムツゴロウ、三重県の大地町立くじらの博物館のクジラショー、山方淡水魚館のオオサンショウウオ、鹿児島県のかごしま水族館のピラルクーのサマースプラッシュ、宮崎県の高千穂峡淡水魚水族館のドンコ、世界一のクラゲ水槽の鶴岡市立加茂水族館、なぎさ水族館のタッチングプール、道の駅やよい番匠おさかな館のスマトラのサマースプラッシュ、北の大地の水族館のイトウ、オオチョウザメがいる美深町チョウザメ館等の水族館施設では、シャチの飼育展示は行っていません。